保健学講座 2

公衆衛生看護支援技術

B5判/336頁/定価3,850円(本体3,500円+税10%)

ISBN:978-4-8392-2189-8

第1版/2022年 01月

 

編集

岸 恵美子  東邦大学看護学部長、同大学院研究科長(Part1・2)

平野 かよ子 宮崎県立看護大学学長(Part3)

村嶋 幸代  大分県立看護科学大学理事長・学長(Part1・2)


 個人・家族・集団の生活支援に必要な保健行動の理解(理論・モデル他)から,健康相談,家庭訪問,健康教育,グループ支援,健康検査・健診,地域アセスメント(地域診断),地区活動,地域組織の育成・支援,地域ケアシステムの構築などの技術を具体的かつ実践的に記述しています。

 公衆衛生看護管理の基本と実践について,わかりやすく解説しています。


執筆者(執筆順)

岸 恵美子 東邦大学看護学部長、同大学院研究科長

渡井いずみ 浜松医科大学教授

村山 洋史 東京都健康長寿医療センター研究所研究副部長

大木 幸子 杏林大学教授

加藤 昌代 杏林大学講師

川崎 涼子 長崎大学准教授

加倉井さおり ウェルネスライフサポート研究所代表取締役

蔭山 正子 大阪大学教授

望月由紀子 東邦大学准教授

平野かよ子 宮﨑県立看護大学学長

木添 茂子 宮﨑県立看護大学看護研究・研修センター専門主幹

田口 敦子 慶應義塾大学教授

吉岡 京子 東京大学大学院准教授

永江 尚美 島根県看護協会副会長



目次

【Part1】 個人・家族・グループの支援

第1章 社会の最小構成単位としての家族,それを支える意味と保健師活動

 1 公衆衛生看護活動の基本

 2 社会の最小構成単位としての家族を支える意味

 

第2章 個人・家族の理解と対人支援の基本

 1 個人の理解と健康課題への支援

 2 家族の理解と健康課題への支援

 3 対人支援の基本

 

第3章 保健行動の理解

 1 個人レベルの健康行動理論・モデル

 2 個人間レベルの健康行動理論・モデル

 3 健康段階別健康行動

 

第4章  公衆衛生看護における対人支援の技術

 1 健康相談の方法と実際

 2 家庭訪問の方法と実際

 3 健康教育の方法と実際

 4 グループ支援の方法と実際

 5 健康診査・検診の方法と実際

 

【Part2】 地域組織・地域の支援,その事業化と施策化

第5章 地域保健活動の基本

 1 地域保健活動の意味と意義

 2 地域保健活動の方法

 3 地域保健活動に用いられる理論・モデル

 

第6章 地域診断〈地域アセスメント〉

 1 地域診断の目的

 2 地域診断の類型

 3 地域診断の過程と方法

第7章 地区活動

 1 地区活動とは

 2 地域保健活動・地区活動の目的と過程

 3 地区活動の方法

 4 評価

 

第8章 地域組織の育成・支援

 1 地域組織の育成・支援とは

 2 保健師による地域組織支援の変遷

 3 地域組織の種類

 4 コミュニティの変化を目的とした地域組織への支援・協働方法

 5 地域組織にかかわる際に活用できる概念・理論・ツール

 

第9章 公衆衛生看護活動における事業化と施策化の意味と意義

 1 事業化・施策化の意味と意義

 2 事業化・施策化のプロセスと推進のポイント,予算との関係性

 3 評価

 

第10章 地域ケアシステムの構築

 1 地域ケアシステムとは

 2 地域ケアシステムの構築過程

 3 ネットワークの形成とシステムづくりの実際

 4 地域ケアシステムにおける保健師の役割

 5 地域ケアシステムの構築に求められる資質

 6 地域ケアシステムの効用の評価

 

【Part3】 公衆衛生看護管理論

第11章 公衆衛生看護管理の目的と特徴および構造と機能

 1 公衆衛生看護管理の目的

 2 公衆衛生看護管理の特徴

 3 公衆衛生看護管理の諸機能

 

第12章 専門的自律と人材育成

 1 保健師教育

 2 継続教育

 3 専門的自律



関連書籍



 

 

※購入ボタン・書籍画像をクリックすると外部(e-hon)サイトへ移動します。