1947年12月
合資会社設立
創業者・肥後栄吉。鹿児島県出身の医師。八王子に本社、中野区に分室を置いた。1951年恵比寿に移転。1959年に内整理、実質的倒産。
1960年3月
株式会社設立
創業者義弟であり、医師の福原誠一が代表取締役社長として合資会社メヂカルフレンド社の出版業務を継承。
税務官吏で、肥後と親交のあった小倉一春（専務取締役）が、医師を本業とする福原に代わり、実務責任者になった。
1966年4月
商号変更
「株式会社メヂカルフレンド新社」から「株式会社メヂカルフレンド社」に商号変更。1967年に小倉一春が２代目代表取締役社長就任。
その後、３代目代表取締役社長を小倉啓宏、４代目代表取締役社長を小倉啓史が務め、2022年6月に亀井淳就任。
1970年～1986年 社屋
1986年～現在 社屋
1970年
市ヶ谷 一口坂に新社屋
恵比寿から市ヶ谷（一口坂）に拠点を移動。
1973年
八王子配送センター設立
1986年
千代田区九段北 現在地に新社屋
1948年 『看護学叢書』
1948年 『看護実習教本』
連合国軍最高司令官総司令部GHQのオルト看護課長のバックアップのもと、東京看護教育模範学院の教員たちにより編纂された米国流の看護技術の教科書。印刷用紙は米国赤十字社が確保した。
1949年 『保健婦指導教本』
1950年 『絵入簡易看護学便覧』
1952～53年 『看護学校における学習指導』
1953年 『准看護婦教本』
1954～55年 『看護婦臨床実技』
1954～59年 『看護学新書』
『看護技術』
1953年 『看護のBOOKS』創刊
1955年 改題『看護技術』2022年休刊
創刊号は、表紙にロートレックの絵を、口絵にはボナールの石版画を用いたわずか24頁のしゃれた小冊子。
看護師に読書の楽しさを知ってもらうための雑誌であり、看護師の資質向上に少しでも向上できればという思いが込められていました。
その後、号を重ねるごとに看護関係の記事の割合が増加し、頁数が増えたため『看護技術』と改題。「看護の原理を追求し、より高度の看護法を生み出してゆくという態度をこの雑誌にもりこみ、新しい看護法を創造する」（『看護のBOOKS』1955年4月号社告）というのが改題の趣旨でした。
約70年にわたり看護実践の場に向けて情報を発信し続けてきましたが、2022年12月号をもって休刊。
1954年 『准看護婦学習の友』
1957年 『准看護婦学習の友一年生』
『准看護婦学習の友二年生』
改題や統合を経て
1970年 『看護学生』創刊
50年以上（改題前を含めると70年近く）続く唯一の准看護学生向け雑誌であり、ドリル連載や学習に役立つ特集満載で、准看護師試験対策が充実しています。
1976年 『看護展望』創刊
1970年代に入って医療・看護をめぐる環境が大きく変わり、医師の機能が専門化する一方、看護をはじめとする医療関係職種の分化も進行する中、『看護展望』は臨床、管理、教育を結ぶ看護総合誌として創刊。
看護界の重鎮から新進気鋭のインフルエンサーまで、看護業界を賑わす才能豊かな連載陣が、管理・教育実務に直結する情報をお届けしています。
1980年 『クリニカルスタディ』創刊
2009年 『Clinical Study』英語表記に改題
若手看護師と看護学生のための実務学習誌として『クリニカルスタディ』を創刊。
現在は看護学生１年生向け。毎号２本立ての特集で、初めての実習や試験前の勉強方法など、つまずきやすいポイントを取り上げ、１年間の学習をサポートしています。
『新体系看護学全書』
1961年 『看護学全書』全21巻、34教科の刊行開始（1961年17巻、62年3巻、64年に1巻を刊行）
1968年 『最新看護学全書』刊行開始
（本巻31巻、別巻5巻）
1983年 『最新看護学全書』全面改訂
1989年 『新版看護学全書』刊行
（専門基礎科目12巻、専門科目24巻、別巻7巻）
1996年 『新版看護学全書』改訂
2003年 『新体系看護学全書』刊行
2012年 本巻本文カラー化完結
2017年 meebook（当社提供の電子書籍ビューア）リリースにより、電子版提供開始
2023年現在『新体系看護学全書』は
専門基礎科目20巻、専門分野33巻、別巻17巻、基礎科目5巻の全75巻。
看護師養成課程のための教科書。新カリキュラムに対応し、初学者がスムーズに学ぶことができるように、随所に趣向を凝らした看護教育テキストのスタンダード。看護学生に今、求められている知識のすべてを網羅しています。
『看護学入門』
1953年 『准看護婦教本』刊行
1951年保健婦助産婦看護婦法（保助看法）一部改正により准看護婦制度が新設された。准看護師養成のためのカリキュラムに適した教材として『准看護婦教本』を全5巻刊行。
1954年 『准看護婦教本』改訂
大幅な改訂を行い、全4巻の改訂増補版として刊行
1963年 『看護婦教本』改題・全面改訂
1966年 『高校看護』刊行
1979年に「最新看護学入門」に統合
1969年 『看護学入門』刊行（全7巻）
1972年 『最新看護学入門』（全8巻）刊行
『看護学入門』と『看護婦教本』を一本化
1990年 『新版看護学入門』（全9巻）刊行
2009年 『看護学入門』（全13巻）刊行
2012年 『看護学入門』オールカラー化
2021年 『看護学入門』（全13巻）全面改訂
准看護師養成課程のための教科書。新カリキュラムに完全対応。これからも変わり続ける時代のニーズにこたえるべく、新たな知見を取り入れ、共に歩み続けます。
『看護師教養講座』
1958～59年 准看護婦教養講座
『物理』『化学』『ドイツ語』『数学』刊行
1960年に看護婦教養講座と改題
1965～71年 看護婦教養講座
『国語』『英語』『社会』『音楽』刊行
『医療秘書講座』
1981年 『最新医療秘書講座』
本巻10巻、別巻3巻刊行
1994年 『改訂最新医療秘書講座』全6巻刊行
2004年 『最新医療秘書講座』全6巻刊行
2014年 『医療秘書講座』全4巻刊行
『最新介護福祉全書』
1989～90年 『介護福祉実践シリーズ』全9巻刊行
1996年～ 『最新介護福祉全書』
本巻17巻、別巻1巻の刊行、2020年最終提供。
『保健学講座』
1953年 『公衆衛生看護学講座（医学篇）』刊行
1954年 『公衆衛生看護学講座（看護篇）』刊行
1974年 『最新保健学講座』全5巻刊行
1991年 『新版保健学講座』全14巻刊行
1997年 『保健学講座』全11巻刊行
2004年 『最新保健学講座』本巻7巻、別巻1巻刊行
2021年 電子版提供開始
2022年 『保健学講座』全5巻刊行
1978年 『看護学大辞典』刊行
創業30周年記念出版として刊行された国内初の看護用語を中核とした大辞典。責任編集者11名、編集委員26名、執筆者285名の陣容で完成された。12,000語を収録。
1994年 『看護学大辞典』第4版刊行
31,000語を収録
2013年 『看護学大辞典』第6版刊行
33,000語を収録、現在は「meebook」（当社提供の電子書籍ビューア）で使用可能に。
1953年 『英和看護用語集』刊行
1963年 『看護用語辞典』刊行
1964年 『精神科看護用語辞典』刊行
1965年 『看護に必要な和・英・独読み方集』刊行
1971年 『明解看護用語辞典』第4版刊行
『和・英・独看護用語集』刊行
1984年 『医学生物学大辞典』全6巻刊行
1987年 『早わかり薬品辞典』刊行
1990年 『臨床看護事典』刊行
2008年 『看護に役立つ疾患・症候事典』刊行
2021年 『医療系学生のための医療専門用語 言いかえ辞典』刊行
1951年 『甲種看護婦国家試験模擬試験問題ならびに解答集』刊行
『保健婦国家試験模擬試験問題ならびに解答集』刊行
1955年 『准看護婦試験問題・解答集』刊行
『医師国家試験問題集』刊行
1956年 『准看護婦学校入学試験問題・解答集』刊行
1959年 『全国看護学校入試問題・解答』刊行
1964年 『国家試験問題・解説』刊行（旧名：看護婦国家試験問題・解答集）
1965年 『全国高等看護学院（進学コース）入学試験問題解答集』刊行
1967年 『資格試験標準実力テスト集』刊行
2003年 『看護師国家試験パーフェクト！必修問題対策』刊行
2007年 『准看護師試験合格ガイド 全科総まとめ』刊行
2010年 『看護師国家試験 パーフェクト！ぜんぶ５肢！の予想問題集』刊行
2017年 meebook（電子書籍閲覧サービス）リリース
2023年現在、新体系看護学全書（全75巻）・保健学講座（全５巻）・看護実践のための根拠がわかるシリーズ・国家試験対策シリーズなど多数ラインナップ。
2021年 mee connectサービス開始
教科書、問題集、雑誌などの特典として、動画やオリジナルコンテンツの閲覧に加え、問題作成機能や成績管理機能などの機能搭載。
2019年 『看護学大辞典』冊子＋電子版刊行
2021年 電子版『看護学生のためのくすり事典』刊行
電子版『看護学生のための検査値事典』刊行
2022年 『看護師国試対策Web講座 解剖生理学』刊行
2023年 『看護師国試対策Web講座 成人看護学１』刊行
『看護師国試対策Web講座 成人看護学２』刊行