新体系看護学全書 基礎看護学①

看護学概論 第5版

B5判/336頁/定価3,300円(本体3,000円+税10%)

ISBN:978-4-8392-3380-8

第5版/2021年 12月

 

編集

宮脇 美保子 慶應義塾大学名誉教授

 



 看護を学ぶうえでベースとなる理論歴史制度倫理を体系的に学べます。看護の基礎となる知識を伝えられる講義ができます。

 人間・環境・健康・看護を捉えて看護の概念を理解できるように解説しました。看護を理解するための4つの柱をしっかりとおさえる講義が可能です。

 「第3章 看護実践における重要な概念」の対象理解では新カリキュラムのキーワードに結び付く多様な性をもつ対象者地域における生活者といった内容を追加しました。対象者の多様性をより深く理解できる講義ができます。

 「第5章 看護実践の方法」では新カリキュラムでも注目される臨床判断の項目を追加しました。臨床判断プロセスの概説を理解するための講義ができます。


執筆者(執筆順)

宮脇美保子 慶應義塾大学名誉教授

宮林 郁子 清泉女学院大学看護学部教授



目次

第1章 人間科学としての看護学 

 Ⅰ 学問としての看護

 Ⅱ 患者中心の看護とは 

 Ⅲ 看護とは何かを考える 

 

第2章 看護の過去から現在まで

 Ⅰ 海外の看護:ナイチンゲールが登場するまで

 Ⅱ 近代看護への道 

 Ⅲ 海外における職業的看護の発展

 Ⅳ わが国の職業的看護の発展 

 

第3章 看護実践における重要な概念

 Ⅰ 人間について考える 

 Ⅱ 健康について考える

 

第4章 看護の役割と機能

 Ⅰ 看護の役割と機能の理解

 Ⅱ 保健・医療・福祉の連携

 

第5章 看護実践の方法

 Ⅰ 看護技術

 Ⅱ 看護過程

 Ⅲ 臨床判断

 Ⅳ 「看護師-患者」の援助関係と信頼関係

 Ⅴ 対人コミュニケーション

 

第6章 看護における倫理と法

 Ⅰ 看護と法

 Ⅱ 倫理とは何か 

 Ⅲ 臨床倫理 

 Ⅳ 看護とインフォームドコンセント 

第7章 看護実践を支えるもの

 Ⅰ 看護制度 

 Ⅱ 看護行政 

 Ⅲ 看護の周辺的な役割

 

第8章 専門職としての看護

 Ⅰ 専門職とは 

 Ⅱ 専門職としての役割と自律 

 Ⅲ 専門職としての責任 

 Ⅳ 看護基礎教育の歴史的変遷 

 

第9章 医療安全

 Ⅰ 医療事故と医療安全 

 Ⅱ 医療安全への取り組み 

 Ⅲ 看護職能団体の取り組み 

 Ⅳ 事故発生のメカニズム 

 Ⅴ 事故対策 

 Ⅵ 医療安全対策の具体的な例:感染予防 

 Ⅶ 看護における医療事故と対策 

 Ⅷ 臨地実習中に生じやすい医療事故

 

第 10 章 グローバル社会と看護

 Ⅰ 異文化の理解 

 Ⅱ 非常時における学際的連携-平常時,非常時のいつでも必要とされる 

 Ⅲ 災害における看護 

 

巻末資料



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