新体系看護学全書 基礎看護学②

基礎看護技術Ⅰ 第6版

B5判/404頁/定価3,520円(本体3,200円+税10%)

ISBN:978-4-8392-3381-5

第6版/2021年 12月

 

 編集

深井喜代子 岡山大学名誉教授



 新カリキュラムの留意点「臨床判断能力の強化」に対応するため臨床判断を強化しました。臨床判断の基本的な考え方やどのような場面で用いられるのかなどを解説することで学生の理解を深められます。

 終末期看護において注目されているアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の項目を追加。終末期看護の場における患者本人による意思決定をサポートするための基本的な知識を講義できます。

 学生にとって身近で問題意識を持ってもらいやすいトピックをコラムとして掲載。いま看護を学ぶうえで必要な知識・情報をわかりやすく伝えます。


編者監修「看護技術動画」を収載!

本書の編者である深井喜代子先生監修のもと学生の学びを補完する「看護技術動画」を収載しました。動画の手順は教科書の内容に沿っているため教科書で知識を学び動画で実際の手順や動きを容易に確認することができます。学生の自己学習講義資料としてご活用ください。

収録項目を一部紹介

ヘルスアセスメント《第2編第1章》

 ・フィジカルアセスメント(体温,脈拍,血圧,呼吸,意識状態など)

 ・関節可動域

 ・腱反射

感染予防の技術《第2編第4章》

 ・手洗い

 ・個人防護用具の使用

サンプル動画



執筆者(執筆順)

深井喜代子 岡山大学名誉教授

新見 明子 川崎医療短期大学看護科教授

山口三重子 姫路大学看護学部教授

宮脇美保子 慶應義塾大学名誉教授

兵藤 好美 岡山大学大学院保健学研究科教授

岩脇 陽子 前京都府立医科大学医学部看護学科教授  他



目次

【序 章】 看護技術とは

 

【第1編】 看護の思考プロセスと看護記録

第1章  看護過程の理論と構成要素・臨床判断プロセス

 Ⅰ 看護過程とは

 Ⅱ 看護過程の変遷

 Ⅲ アセスメント

 Ⅳ  看護問題(課題)の特定(看護診断)

 Ⅴ 計 画

 Ⅵ 実 施

 Ⅶ 評 価

 Ⅷ 事例で学ぶ看護過程の展開

 Ⅸ 臨床判断プロセス

 Ⅹ 症状からみる臨床判断プロセスのポイント 

 

第2章 看護情報

 Ⅰ 看護記録に関する法的規定

 Ⅱ 看護記録の目的と意義

 Ⅲ 看護記録の構成要素

 Ⅳ 看護記録の記載基準

 Ⅴ 看護記録および診療情報の取り扱い

 Ⅵ 看護学生の医療情報管理

 

【第2編】 看護の共通基本技術

第1章 ヘルスアセスメント

 Ⅰ 看護におけるヘルスアセスメント

 Ⅱ フィジカルアセスメントの基本

 Ⅲ  系統的なフィジカルアセスメント

 Ⅳ 心理・社会的状態のアセスメント

 Ⅴ セルフケア能力のアセスメント

 

第2章 コミュニケーションの技術

 Ⅰ コミュニケーションとは

 Ⅱ 対人関係プロセスとしての看護

 Ⅲ  看護におけるケアリングとコミュニケーション

 Ⅳ 看護理論とコミュニケーション

 Ⅴ 看護とコミュニケーション

 Ⅵ  コミュニケーションのプロセスに影響する要因

 Ⅶ  医療における信頼関係とコミュニケーション

 Ⅷ  疾患に伴ったコミュニケーション障害がある人への対応

 Ⅸ コミュニケーションの演習課題

 第3章 教育指導技術

 Ⅰ 看護の教育機能

 Ⅱ 指導技術の基本となるもの

 Ⅲ 指導の対象者と領域

 Ⅳ 指導の進め方

 

第4章 感染予防の技術

 Ⅰ 感染と感染予防策の基礎知識

 Ⅱ 感染予防における看護師の責務と役割

 Ⅲ 感染源への対策

 Ⅳ 感染経路への対策

 Ⅴ 人体の防御機能の増強に向けて

 

第5章 安全管理の技術

 Ⅰ ヒューマンエラーの特性と防止

 Ⅱ 看護事故の構造と防止の視点

 Ⅲ 看護事故防止のための対策

 Ⅳ 組織としての事故防止対策

 

第6章 安楽確保の技術

 Ⅰ 看護における安楽の意義

 Ⅱ 安楽な体位の保持

 Ⅲ ボディメカニクスの基本

 Ⅳ 様々な安楽確保の技術

 

【第3編】 心理・社会的課題への援助

第1章 心理・社会的課題への援助

 Ⅰ 心理的課題への援助

 Ⅱ 社会的課題への援助

 

第2章 終末期における援助

 Ⅰ 終末期におけるニーズと援助

 Ⅱ 臨終時の看護



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