1976年の創刊以来、一貫して看護管理、看護教育の両方の話題を取り上げ続けている、看護界唯一の総合誌です。
特集では看護管理・看護教育を問わず、読者が今知りたい看護問題にスポットをあて、詳細な解説や解決策を提示します。
看護界の重鎮から新進気鋭のインフルエンサーまで、看護業界を賑わす才能豊かな連載陣が、あなたのワークライフを豊かにする情報をお届けします。
特集
看護管理者必見!
事例で学ぶ 組織の課題解決法
施設や組織には様々な「課題」があり、それを解決するのは看護管理者にとって重要な業務の一つです。しかし、「『課題』はわかっていても、なかなか解決に至らない」という経験は、看護管理者であればだれもがもつ共通の悩みではないでしょうか。
その原因の一つに「実は課題が明確化されていない」ことがあげられます。「何となく問題に感じてはいる」ものの明確となっていないため、効果的な解決方法が見つからなかったり、いろいろと手間はかけたものの、結局課題は残ったままだったり……。
そこで本特集では「課題の明確化」や、その解決方法について事例を用いて学べる内容となっています。本特集が、ご自身の施設の課題解決の一助となれば幸いです。
●次号予告
特集
超入門! 患者経験価値(PX)
基本から病院での実践まで
これまで病院では、治療を最大の目的に「技術の高さや確実性」「接遇などのサービス」により、総じて患者満足度を上げることが求められてきました。しかし、昨今、患者のニーズは多様化し、個別性があり最適な医療提供を行うこと、つまり患者のQOLを実現する「患者中心の医療」が求められるようになってきています。
そのようななか、「患者が医療サービスを受ける過程で経験するすべての事象」と定義される患者経験価値(PX)は、「患者中心の医療」を実現するための指標として、欧米では政府主導の下、すでに多くの病院に取り入れられています。アメリカでは約7割以上の病院で採用され、PXが高い病院は PXが低い病院よりも職員の離職率は低下し、逆に病院の利益率が高くなっているという効果も表れています。
今回の特集では、そのPXについての基本的な解説やすでに導入している病院の実践(効果)事例を紹介することで、これからPXを取り入れる看護管理者必読の号といたします。
特集
研修では学べなかった
私が看護師長になって得たマネジメントの経験知・実践知
人間関係の調整、スタッフの育成と定着、コンプライアンス、多職種との連携、経営陣と現場との板挟みなど、看護師長は日々、マネジメント上の課題に直面します。研修や研究論文の知識だけでは十分に太刀打ちできず、悩みを抱える師長も多いのではないでしょうか。
そこで本特集では、豊富な師長経験をもつ方々に、ご自身が師長時代に試行錯誤のなかで体得した、問題解決につながるマネジメントの「経験知」(成功や失敗の経験をとおして蓄積された知識や教訓)や、「実践知」(マニュアルやセオリーに工夫を加えて、成果を高めるためのポイント)をご紹介いただきます。
明日からの実践に生かせるヒントが、きっと見つかるはずです。
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