1976年の創刊以来、一貫して看護管理、看護教育の両方の話題を取り上げ続けている、看護界唯一の総合誌です。
特集では看護管理・看護教育を問わず、読者が今知りたい看護問題にスポットをあて、詳細な解説や解決策を提示します。
看護界の重鎮から新進気鋭のインフルエンサーまで、看護業界を賑わす才能豊かな連載陣が、あなたのワークライフを豊かにする情報をお届けします。
特集
看護補助体制充実加算取得の成否をにぎる
看護補助者の長期定着策
2024年度診療報酬改定では看護補助体制充実加算が大幅に見直されたことで、看護管理者にとって看護補助者の採用と定着は、これまで以上に重要な課題となりました。ただ、看護補助者の採用と定着を取り巻く環境は厳しさを増すばかりです。
そこで今回の特集では、厚生労働科学特別研究事業の「看護師と看護補助者の協働の推進に向けた実態調査研究」をまとめた、東京医療保健大学の坂本すが先生をはじめとした有識者たちの見解や、全国の病院の好事例などの情報を紹介します。
●3月号予告
特集
実態調査、好事例、識者の知見から学ぼう
患者の利益を最大化させるタスク・シフト/シェア
〔編集協力〕社会福祉法人恩賜財団済生会本部看護室 タスクシフト、タスクシェアワーキンググループ
2024年の4月に「医師の働き方改革」がスタートし、この1年間は今まで以上に看護師と多職種とのタスク・シフト/シェアが全国の病院で活発化しました。そのタスク・シフト/シェアに関する看護部内や他部署との折衝や、苦労して業務移管したにもかかわらず、思ったほどの成果が上がらないといったことで、お悩みを抱える読者も多いのではないでしょうか。
本特集では、タスク・シフト/シェアを円滑化する独自のフローチャートを開発するなど、この分野で先駆的に取り組む済生会本部看護室が行った最新の実態調査の分析報告などから、タスク・シフト/シェアの最適解を探っていきます。
●3月臨時増刊号予告
特集
新カリキュラム開始から3年
看護基礎教育の進化を考察する
新カリキュラム施行から3年が経過し、3年課程の教育機関からは新カリキュラムで学んだ初めての卒業生が誕生します。この3年間で、看護基礎教育はどのように変化を遂げたのでしょうか。また、学生たちは、国民や時代のニーズに即した人材へと成長を果たしたのでしょうか。
本特集では、看護教育界の識者たちによる3年間の振り返りや、全国の専門学校や大学から届いた各領域の授業の総括から、看護基礎教育の進化を考察していきます。
2024年7月臨時増刊号(6/25発売)
患者の暮らしに寄り添える病棟スタッフの育成法と他施設との連携強化のコツ
地域包括ケア時代に求められる病棟のつくり方
2025年をめどに、地域包括ケアシステムの構築を目指すことが厚生労働省から示されて、20年以上が経過しました。しかし、病院の看護管理者のなかには、「地域包括ケアシステム」という言葉や重要性は頭ではわかっていても、何をすればよいのかわからずに困っている方が多くいます。
また、2024(令和6)年度の診療報酬改定においても、平均在院日数の見直しや質の高い訪問診療・訪問看護の確保といった事柄が明記されており、今後ますます病院から地域へといった流れは加速すると考えられます。
そこで本特集では、「地域での看護をどう考えれば良いかわからない」と悩む看護管理者に向けて、地域包括ケア時代に求められる病棟のつくり方についての知識を提供します。
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