1976年の創刊以来、一貫して看護管理、看護教育の両方の話題を取り上げ続けている、看護界唯一の総合誌です。
特集では看護管理・看護教育を問わず、読者が今知りたい看護問題にスポットをあて、詳細な解説や解決策を提示します。
看護界の重鎮から新進気鋭のインフルエンサーまで、看護業界を賑わす才能豊かな連載陣が、あなたのワークライフを豊かにする情報をお届けします。
特集
これができれば成功する!
病棟と外来の一元化
看護師の確保と育成は、すべての病院の課題です。そこで看護管理者であればだれもが一度は検討する解決策が「外来スタッフと病棟スタッフの一元化」ではないでしょうか。
一元化が図れれば、病棟、外来共に看護師のスキルアップが見込め、かつ、病棟勤務ができるスタッフも増えるなど、病院が得る利益は大きいです。しかしながら、多くの病院が一元化を導入しても、様々な問題からうまく運用ができずに困っています。その一方で、問題を解決したうえで一元化を軌道に乗せる病院があるのも事実です。
そこで今回の特集では、一元化を軌道に乗せている病院の実践例などから、一元化成功の秘訣を探っていきます。
●次号予告
特集
看護補助体制充実加算取得の成否をにぎる
看護補助者の長期定着策
令和6年度診療報酬改定では看護補助体制充実加算が大幅に見直されたことで、看護管理者にとって看護補助者の採用と定着は、これまで以上に重要な課題となりました。ただ、看護補助者の採用と定着を取り巻く環境は厳しさを増すばかりです。
そこで今回の特集では、厚生労働科学特別研究事業の「看護師と看護補助者の協働の推進に向けた実態調査研究」をまとめた、東京医療保健大学の坂本すが先生をはじめとした有識者たちの見解や、全国の病院の好事例などの情報などを紹介します。
2024年7月臨時増刊号(6/25発売)
患者の暮らしに寄り添える病棟スタッフの育成法と他施設との連携強化のコツ
地域包括ケア時代に求められる病棟のつくり方
2025年をめどに、地域包括ケアシステムの構築を目指すことが厚生労働省から示されて、20年以上が経過しました。しかし、病院の看護管理者のなかには、「地域包括ケアシステム」という言葉や重要性は頭ではわかっていても、何をすればよいのかわからずに困っている方が多くいます。
また、2024(令和6)年度の診療報酬改定においても、平均在院日数の見直しや質の高い訪問診療・訪問看護の確保といった事柄が明記されており、今後ますます病院から地域へといった流れは加速すると考えられます。
そこで本特集では、「地域での看護をどう考えれば良いかわからない」と悩む看護管理者に向けて、地域包括ケア時代に求められる病棟のつくり方についての知識を提供します。
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