1976年の創刊以来、一貫して看護管理、看護教育の両方の話題を取り上げ続けている、看護界唯一の総合誌です。
特集では看護管理・看護教育を問わず、読者が今知りたい看護問題にスポットをあて、詳細な解説や解決策を提示します。
看護界の重鎮から新進気鋭のインフルエンサーまで、看護業界を賑わす才能豊かな連載陣が、あなたのワークライフを豊かにする情報をお届けします。
特集
なんちゃってセル看護を防げ!
セル看護提供方式®導入シミュレーション
セル看護提供方式®は、福岡県の飯塚病院が開発し2013年から自院に導入している新しい看護提供方式です。飯塚病院ではセル看護提供方式®の導入後、患者満足度やスタッフのモチベーションが向上するなど、様々な環境が改善されました。このことはすでに多くの看護管理者が知るところで、セル看護提供方式®を導入、または導入を検討する施設は増え続けています。
ただ、セル看護提供方式®の効果を十分に発揮するためには、セル看護提供方式®の必須要件、推奨要件を正しく理解し、順守することが大切です。これらの要件を満たさない「なんちゃってセル看護」では、十分な効果は発揮されません。
そこで今回の特集では、セル看護提供方式®を正しく理解し、導入、定着するために必要な情報を提供していきます。
●次号予告
特集
完全レポート
看護師等養成所におけるハラスメント防止にむけた研修会
編集協力・執筆 山田かおる(日本看護学校協議会 副会長/勤医会東葛看護専門学校 副校長)
2024年10月に、日本看護学校協議会主催研修として「看護師等養成所におけるハラスメント防止にむけた研修会」が開催されました。この研修会は、看護養成所におけるハラスメント防止について学び、各校における看護師養成が公正かつ適正に行われる一助を目的に行われ、法律家や現場の看護教員から、数多くの有益な情報が提供されました。
本特集ではこの研修会の詳細を報告します。
2024年7月臨時増刊号(6/25発売)
患者の暮らしに寄り添える病棟スタッフの育成法と他施設との連携強化のコツ
地域包括ケア時代に求められる病棟のつくり方
2025年をめどに、地域包括ケアシステムの構築を目指すことが厚生労働省から示されて、20年以上が経過しました。しかし、病院の看護管理者のなかには、「地域包括ケアシステム」という言葉や重要性は頭ではわかっていても、何をすればよいのかわからずに困っている方が多くいます。
また、2024(令和6)年度の診療報酬改定においても、平均在院日数の見直しや質の高い訪問診療・訪問看護の確保といった事柄が明記されており、今後ますます病院から地域へといった流れは加速すると考えられます。
そこで本特集では、「地域での看護をどう考えれば良いかわからない」と悩む看護管理者に向けて、地域包括ケア時代に求められる病棟のつくり方についての知識を提供します。
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