看護学入門 2
B5判/424頁/定価2,860円(本体2,600円+税10%)
ISBN:978-4-8392-2291-8
第8版/2024年 11月
編集
●栄養
勝川 史憲 慶應義塾大学名誉教授
●薬理
木村 直史 東京都立大学客員教授
佐竹 澄子 東京慈恵会医科大学医学部看護学科基礎看護学講師
[栄養] 栄養素や食事療法の基礎知識がしっかり身につきます
• 「食事摂取基準」の改定に合わせて、最新情報をくまなく盛り込んでいます。また、栄養素の働きなど基礎的な知識から、臨床で必要な病院食の理解、食事と看護との関わりを学びます。また、治療としての「食事療法」や「特殊栄養法」について学ぶことができます。
• 病態栄養などの“根拠”を学ぶことで、患者の抱えるそれぞれの疾患に応じた「食事療法」への理解を深めることができます。
[薬理] 35時間増に対応!「薬物療法と看護」、「薬物をめぐる医療安全」の章を新設
・薬剤の作用部位や作用機序、目的・効果、副作用を系統別に学ぶことで看護ケアのアセスメントへの理解を深めることができます。
・薬剤に関連した事例を19掲載!なぜ事故が起こったか、どうすべきだったのかポイントをわかりやすく掲載しました。
●栄養
勝川 史憲 慶應義塾大学名誉教授
色川木綿子 東京家政大学家政学部講師
和田 安代 国立保健医療科学院主任研究官
●薬理
木村 直史 東京都立大学客員教授
川村 将仁 東京慈恵会医科大学薬理学講座講師
佐竹 澄子 東京慈恵会医科大学医学部看護学科基礎看護学講師
青木 紀子 東京慈恵会医科大学医学部看護学科基礎看護学講師
高塚 綾子 前東京慈恵会医科大学医学部看護学科基礎看護学
鈴木 佳代 東京慈恵会医科大学医学部看護学科基礎看護学
羽入千悦子 武蔵野大学看護学部看護学科准教授
遠山 寛子 武蔵野大学看護学部看護学科地域・在宅看護学准教授
●栄養
序章 食生活と栄養の意義
第1章 食生活について
Ⅰ 食生活の遍歴
Ⅱ 健康づくりのための食事の指針
Ⅲ 食生活と疾病予防
第2章 食事摂取基準
第3章 栄養素とその代謝
Ⅰ たんぱく質
Ⅱ 脂質
Ⅲ 炭水化物(糖質と食物繊維)
Ⅳ ビタミン
Ⅴ 水とミネラル
第4章 病院食
Ⅰ 病院食の種類
Ⅱ 病院食の決め方
Ⅲ 食事の形態
Ⅳ 病院食と配膳
Ⅴ 食事と看護
Ⅵ 栄養管理プログラム
Ⅶ 入院時食事療養制度
第5章 食事療法
Ⅰ 腎臓疾患の食事療法
Ⅱ 循環器疾患の食事療法
Ⅲ 代謝疾患の食事療法
Ⅳ 消化器疾患の食事療法
Ⅴ 悪性腫瘍(がん)の食事療法
Ⅵ 貧血の食事療法
Ⅶ アレルギー性疾患の食事療法
Ⅷ 高齢者疾患の栄養管理・食事療法
Ⅸ 小児疾患の食事療法
Ⅹ 妊婦・授乳婦の食事療法
Ⅺ そのほかの疾患
Ⅻ 手術と栄養
ⅩⅢ 特殊食品
第6章 特殊栄養法
Ⅰ 経腸栄養
Ⅱ 静脈栄養
Ⅲ 成分栄養剤
●薬理
【第1編】 薬理の基礎知識
第1章 薬に関する基礎知識
Ⅰ 薬と身体
Ⅱ 薬物の種類と名称
Ⅲ 薬理作用
Ⅳ 薬物体内動態
Ⅴ 薬物の効果に影響を及ぼす因子
Ⅵ 薬に関する法律
Ⅶ 調剤と処方せん
第2章 医薬品の適正な使用に必要な知識
Ⅰ 使用時に注意すべきこと
Ⅱ 医療添付文書の読み方
第3章 神経系・筋に作用する薬物
Ⅰ 神経系に関する基礎知識
Ⅱ 筋弛緩薬
Ⅲ 自律神経系作用薬
Ⅳ 麻酔薬
Ⅴ 鎮痛薬
Ⅵ 精神・神経機能に作用する薬物
Ⅶ 神経変性疾患などに用いられる薬物
Ⅷ 片頭痛・慢性頭痛治療薬
第4章 代謝系・内分泌系に作用する薬物
Ⅰ 糖尿病治療薬
Ⅱ 脂質異常症に用いられる薬物
Ⅲ 高尿酸血症の治療薬
Ⅳ 骨・カルシウム代謝薬
Ⅴ 甲状腺疾患治療薬
Ⅵ 性ホルモン製剤
Ⅶ そのほかの内分泌系薬物・代謝異常症に用いられる薬物
第5章 炎症・アレルギー・免疫に作用する薬物
Ⅰ 副腎皮質ホルモン・オータコイドと炎症反応
Ⅱ 副腎皮質ステロイド薬
Ⅲ 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
Ⅳ 抗ヒスタミン薬と抗アレルギー薬
Ⅴ 免疫抑制薬
Ⅵ ワクチン
第6章 循環器系に作用する薬物
Ⅰ 降圧薬
Ⅱ 狭心症治療薬
Ⅲ 抗不整脈薬
Ⅳ 心不全治療薬
第7章 血液・造血器官に作用する薬物
Ⅰ 造血薬(抗貧血薬)
Ⅱ 抗血栓薬
Ⅲ 止血薬
Ⅳ 輸液・栄養製剤,ビタミン・血液製剤
第8章 呼吸器系に作用する薬物
Ⅰ 気管支喘息治療薬
Ⅱ 気管支拡張薬
Ⅲ 去痰薬・鎮咳薬
Ⅳ 呼吸障害改善薬
第2編 薬物療法と看護
第1章 安全な与薬に必要な知識8
Ⅰ 看護職員が特に確認すべき情報
Ⅱ 与薬時に注意すべき項目
第2章 脳神経疾患
Ⅰ 脳神経疾患看護と薬物
Ⅱ パーキンソン病
Ⅲ 認知症
Ⅳ てんかん
Ⅴ その他の薬剤と副作用
第3章 代謝・内分泌疾患
Ⅰ 代謝・内分泌疾患看護と薬物
Ⅱ 糖尿病
Ⅲ 甲状腺機能亢進症
第4章 膠原病・感染症
Ⅰ 膠原病・感染症看護と薬物
Ⅱ 全身性エリテマトーデス
Ⅲ ヒト免疫不全ウイルス感染症
第5章 循環器疾患
Ⅰ 循環器疾患看護と薬物
Ⅱ 狭心症
Ⅲ 高血圧症
第6章 血液・造血器疾患
Ⅰ 血液・造血器疾患看護と薬物
Ⅱ 貧血
第7章 呼吸器疾患
Ⅰ 呼吸器疾患看護と薬物
Ⅱ 慢性閉塞性肺疾患
Ⅲ 気管支喘息
第8章 消化器疾患
Ⅰ 消化器疾患看護と薬物
Ⅱ 胃・十二指腸潰瘍
Ⅲ 潰瘍性大腸炎
Ⅳ 慢性肝炎
第9章 腎・泌尿器疾患
Ⅰ 腎・泌尿器疾患看護と薬物
Ⅱ 慢性腎臓病
Ⅲ 前立腺肥大症
第10章 女性生殖器疾患
Ⅰ 女性生殖器疾患看護と薬物
Ⅱ 不妊症
Ⅲ 更年期障害
第11章 悪性腫瘍(がん)
Ⅰ がん看護と薬物
Ⅱ 悪性腫瘍(がん)
第12章 感覚器疾患
Ⅰ 感覚器疾患看護と薬物
Ⅱ 皮膚(褥瘡)
Ⅲ その他の皮膚疾患
Ⅳ 眼科疾患(緑内障・白内障)
Ⅴ 耳鼻咽喉科疾患(メニエール病)
Ⅵ その他の耳鼻咽喉科疾患
付章 事例でみる副作用への対応
第3編 薬物をめぐる医療安全
第1章 薬物に関連する医療事故
Ⅰ どんな事故が起こっているか
Ⅱ どんな原因で起こっているか
Ⅲ 防ぐためにどうするか
第2章 病院内で起こりやすい医療事故と防止策
A 患者への薬剤使用時の事故
B 状況別:注意が必要な薬剤
1.注射薬の配合変化
2.手術前に休薬が必要な薬剤
3.高齢者で注意が必要な薬剤
4.造影剤を用いる検査で注意が必要な薬剤
5.腎機能低下時に注意が必要な薬剤
6.妊婦・授乳婦に注意が必要な薬剤
7.小児で注意が必要な薬剤
C 薬剤の保管方法の誤り
1.薬剤の安全な保管と管理
2.保管に注意が必要な薬剤
3.錠剤の管理
第 3 章 外来・在宅で起こりやすい医療事故と防止策
A 外来・在宅で起こりやすい事故
1.どのような事故が起こりやすいのか
2.PTP シートの誤飲
3.混合忘れ,取り違え
4.処方確認の不十分
5.薬剤の重複
6.過剰投与・服用
B 外来・在宅での事故防止策
1.薬の管理者
2.一包化
3.お薬カレンダーなどの活用
4.常に残薬を確認
巻末付録 妊娠中・授乳中に注意が必要な薬剤
巻末付録 小児で特に注意が必要な薬剤
巻末付録 救急時に使用する薬剤
巻末付録 計算問題
巻末付録 准看護師試験過問題・解答
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