新体系看護学全書 基礎科目

教育学 第2版

B5判/294頁/定価2,860円(本体2,600円+税10%)

ISBN:978-4-8392-3130-9

第2版/2010年 11月

 

編集

荒川 智 茨城大学教育学部教授



 ストレス・不適応・いじめ・虐待など様々な困難を抱えて生きる現代の子ども・大人の問題を視野に入れて記述しており教育に携わる方・看護を学ぶ方が共通して向き合うべき問題を意識した内容となっています。

 直接教育現場にかかわらなくても様々な困難を抱えた方々と向き合う際の一助になるものと考えております。

 制度上の変化を反映させ最新の知見に基づいた内容としています。


執筆者(執筆順)

荒川  智 茨城大学教育学部教授

生越  達 茨城大学教育学部教授

瀧澤 利行 茨城大学教育学部教授

正保 春彦 茨城大学教育学部教授



目次

序 章 教育学を学ぶために

 1 教育とは何か

 2 コミュ二ケーションとしての教育

 

第1章 今を生きる人々と教育問題

 1 現代社会の特徴と教育をめぐる問題

 2 教育の歴史.学校の歴史

 3 教育の制度

 4 21世紀の教育の展望

 

第2章 学ぶこと・教えることの理論と方法

 1 学ぶことと教えること

 2 子ども理解と生活指導

 3 学びの個別性と共同性

 

第3章 教育とケア―人間の成長・発達と健康

 1 ケアと人間形成

 2 健康と教育

 3 健康と教育の場

 4 健康教育の現代像

 5 健康・人間形成・文化

第4章 学校教育と心の問題―子ども・親・教育の苦悩と教育相談

 1 生徒指導と教育相談

 2 カウンセリング

 3 カウンセリングの方法

 4 問題行動の理解と援助

 5 現代に生かすカウンセリング・マインド

 

第5章 特別なニーズをもつ子どもと向き合う

 1 障害のある人々の思いと社会の理解

 2 障害児教育の現状と課題

 3 障害観の変化と子ども理解―障害児教育転換の背景

 4 障害児教育の実践が蓄積してきたもの

 5 特別なニーズをもつ子どもの発達権を保障していくために

 6 あらゆる弱者との共生の実現に向けて



 

 

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