看護学入門 5

基礎看護Ⅰ 看護概論 第7版

B5判/268頁/定価1,870円(本体1,700円+税10%)

ISBN:978-4-8392-2277-2

第7版/2021年 11月

 

編集

中原るり子 共立女子大学看護学部教授



看護の本質と役割を、学生が明確なイメージとともに学べます

 患者への理解と看護師としての役割を、平易な文章でイメージを膨らませながら学ぶことができます。

 新カリキュラムの内容変更に伴い、「看護と倫理」との統合を行いました。

 患者の理解では、その心理についても触れています。

 地域・在宅における看護の視点と災害・国際看護の強化を行いました。


執筆者(執筆順)

中原るり子 共立女子大学看護学部教授

山崎 章恵 清泉女学院大学看護学部教授

野崎真奈美 順天堂大学医療看護学部教授

河原 智江 共立女子大学看護学部教授

佐藤 昭太 自衛隊中央病院看護部

尾立 篤子 東邦大学健康科学部看護学科教授

小山田恭子 聖路加国際大学看護学部教授

中村 昌子 防衛医科大学校医学教育部看護学科教授

櫻井 美奈 共立女子大学看護学部准教授

山住 康恵 共立女子大学看護学部准教授



目次

【第1編】 看護・人間・健康の理解

第1章 看護のとらえ方

 Ⅰ 看護とは

 Ⅱ 看護のとらえ方の変遷

 Ⅲ 看護理論家がとらえた看護の本質

 Ⅳ 職能団体が定義する看護

 Ⅴ 看護師・准看護師の役割

 

第2章 対象の理解

 Ⅰ 生活者としての存在

 Ⅱ 成長・発達する存在

 Ⅲ 統合体としての存在

 Ⅳ 患者と看護師の関係

 

第3章 患者心理の理解とその必要性

 Ⅰ 病気に関連した患者の行動

 Ⅱ 健康状態に応じた患者心理

 Ⅲ ライフサイクルからみる患者の心理

 Ⅳ 治療を受ける患者の心理

 Ⅴ 療養の場からみた患者の心理

 

第4章 健康の概念

 Ⅰ 健康という考え方

 Ⅱ 健康の定義

 Ⅲ 健康のレベルとニーズ

 

第5章 看護活動

 Ⅰ 病院における看護活動

 Ⅱ 地域・在宅における看護活動

 Ⅲ 災害時の看護活動

 Ⅳ 国際看護活動

【第2編】 看護提供をとりまく環境・システム

第1章 病院組織と看護体制

 Ⅰ 看護提供システム(病院や看護部などの組織体系)

 Ⅱ 看護体制と看護方式

 

第2章 医療安全と看護

 Ⅰ なぜ医療安全を学ぶのか

 Ⅱ 医療安全の動向

 Ⅲ 医療安全に関する基礎知識

 Ⅳ 事故発生のメカニズムとその対策

 Ⅴ 医療安全における感染対策

 

第3章 職業と看護

 Ⅰ 職業と看護職

 Ⅱ 看護職の役割と看護業務

 Ⅲ 専門職としての看護師

 Ⅳ 看護職としての国際協力

 

第4章 健康を守る保健医療福祉のしくみと看護

 Ⅰ 保健医療福祉のしくみ

 Ⅱ 保健医療福祉施設の種類と役割

 Ⅲ 地域における多職種連携

 Ⅳ 保健医療福祉対策

 

【第3編】 看護の倫理と歴史

第1章 看護職における倫理

 Ⅰ 倫理とは

 Ⅱ 職業倫理と倫理原則

 Ⅲ 看護の場における倫理

 Ⅳ 看護におけるケアの倫理

 Ⅴ 現代医療の場で求められる看護師の倫理

 

第2章 看護の場で生じやすい倫理上の問題とその対応

 Ⅰ 倫理上の問題が生じやすい背景

 Ⅱ 事例検討

 

第3章 看護の変遷(看護史)

 Ⅰ 看護史を学ぶ意味

 Ⅱ 古代文明の発祥と医療・看護の形成

 Ⅲ 中世から近代にかけての看護のあゆみ

 Ⅳ 日本における看護の変遷

 Ⅴ 現在の看護と課題

 

看護史年表

資料



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